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バリ・グリーンという名の石とフランスの古城

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仏像の製作 バリでよく聞かれる天然石材の名前、 バリ・グリーンという石があります。  色合いは、グリーンというより モス・グリーン。 日光に当たり続けると 茶色に変化していく石です。     バリ・グリーンのタイル材。左側はカットしてから少し時間が経ったもので 右と中央下のものは切ったばかりのもの。モス・グリーンが明るめのブラウンに変化していく。 建材として それほど 知名度が無いのは、 切り出したときの モスグリーンから 茶色へ変わる、 時間が経ったときの 色の変化が 大きすぎる からかも知れません。 バリ・グリーンの石像 水がめを持った女神の噴水    多くは、エクステリア用の 彫刻の素材に使われます。 人気は仏陀やガネーシャ、 水がめを持った女神の像など。 アジアンな雰囲気の彫刻が欧米の方に人気です。 バリグリーンのブロックと採石現場で働く人たち。 名前はバリ・グリーンでも 産地は、中部ジャワの山奥。 ここでは全て手で石を掘る 昔ながらの採石方法です。 採石場は標高がので夕方には濃い霧が立ち込める フランスのお客様に この石材を買って頂きました。 古いお城の修復に このバリ・グリーンを使うそうです。 フランスの古城に使われている石と このバリ・グリーンの色合いが (茶色く変化した後の色合い)が そっくりだそうです。 2011年にフランスの古城の修復用に出荷したバリグリーン 。 歴史ある建物の修復に 少しでもお役に立てる事は、  ホラスとして とても誇らしい限りです。 ブロック石材は輸出不可ですが、 カッティングなどの加工を施してあれば輸出可能です。 ご質問・お問い合わせはホラス・インドネシアまでどうぞ 。 ホラスのウェブサイトへ戻る方はこちら。

チャンディ・イジョ寺院遺跡とブレクシーストーンの採石場

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インドネシアのジョグジャカルタ郊外にあるプランバナン寺院は世界的にも有名なヒンドゥー教の遺跡ですが、その周辺にもたくさんの遺跡があることをご存知ですか? プランバナン寺院遺跡の南、丘の上に建つチャンディ・イジョ遺跡 ブレクシーストーンとラヴァストーンを使って建てられています。 プランバナン寺院の南に、チャンディー・イジョと呼ばれる小さな遺跡があります。西側にはチャンディ・ボコ遺跡があります。どちらもプランバナン寺院を上から見下ろせる程の高い丘の上にあります。 採石場跡地の観光整備で石畳をブレクシーストーンを使って作っています。 ブレクシーストーン採石場跡。 数年前までは、知られることも無く荒廃した遺跡だったけれど、今では修復され、観光地としてにぎわっています。 採石場跡の岩肌に彫刻を施してあります。 チャンディ・イジョ寺院、ラトゥ・ボコ寺院遺跡の修復に使われているのが、ブレクシーストーン。ブレクシーストーンは、薄いグレーの石で軽く加工がしやすいのが特徴です。 柔らかく加工しやすいブレクシー。階段の施工もこんな風。 チャンディ・イジョ遺跡のすぐ下にこのブレクシーストーンの採石場跡があります。 今では観光スポットとして人気。 ブレクシーストーンは柔らかい雰囲気 ブレクシーストーン表面はラフ仕上げ  この採石場は閉鎖されましたが、 別の地区ではまだブレクシーストーンのブロックは採石できます。 ブレクシーストーンは、ブロック、またはタイル材に仕上げることも出来ます。 壁に施工するなら厚みは15-25mm程度で。 お問い合わせは、 ホラス・インドネシア までどうぞ。 ホラス・インドネシアのウェブサイトへ戻る

ホラスインドネシア設立11周年。

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ホラスのスタッフはご機嫌でした! 株式会社ホラスインドネシアを2007年8月8日に設立してはや11年。 たくさんの方々の支えと応援、スタッフ達の努力があったからこそ 今日まで仕事を続けることが出来ました。 きれいなお花。 キャサリン、ありがとうございました! ティラミスのケーキ。おいしかったです! チョコがハンパなくおいしい!!A+さんありがとう。  2018年8月11日、ささやかな記念のパーティをホラスの新しいオフィスで開きました! 事務所といっても、ヴィラ風なのでオープンなリビングは寛げます! 今回来られなかった方も是非新事務所にお立ち寄りくださいね。 今回、来て頂いた方、また来られなかった方、今回お招きできなかった方、 全ての方々に、感謝です。 これからもスタッフ共に益々精進していきますので、応援よろしくお願い申し上げます。

看板付きました

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ホラス・インドネシアの事務所をクタのマジャパイト通りからウンガサンに引っ越して半年以上が経ちました。 サインボードをどこにつけるか、デザインをどうするか迷っているうちに時間が経過。 やっと、設置完了しました。 ボードの位置を確認。ちゃんと水平にね。  壁にチャンディストーンのブラックとレッドをランダムに配置したものが背景にステンレスで作った HORAS のロゴがくっきり。 チャンディストーンは苔が生えやすいので、アクリルコーティングしてあります。 製作中。   GWKのすぐ裏、とは言え、実際に来社して頂くときには奥に入り組んでいるので 見つけにくいので、Jl.Merak IとJl.Pemukiman の交差点にもサインボードを設置しました。 これで夜道も明るくなりました! マジャパイト通りにあった看板は、ウンガサンのGWK裏に移ってきました! 事務所の表玄関の看板も設置完了。 石のサンプルもあります。 石のサンプル。ブラッククロボカンが張ってある壁面もサンプルです ぜひ、今度お立ち寄りください。 ホラスインドネシア ウェブサイトは こちら。

トゥルンアグンのマーブル

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 トゥルンアグンに行ってきました。 ジャワ島の東部ですがほぼ中部に近い東部の南側。 バリ島の事務所を出発して3時間半。ギリマヌクでフェリーに乗りジャワ島へ。 そこからおよそ12時間。かなりハードなドライブでした。 トゥルンアグンはジャワ島内でマーブルの産地。 正確に言うとマーブルとライムストーンの間くらいの石です。 今回はオーストラリアのお客様から、プール周りのフロア用にマーブルのブッシュハンマー仕上げをご注文頂き、その石の検品の為にトゥルンアグンへ向かいました。   トゥルンアグンの工場はほとんどが小さな工場なので、カッティングは正直言ってかなり精度が悪いです。その工場の中でも私の細かい注文を聞いてくれる工場を見つけ、マテリアルの吟味から、カッティングの精度のチェック、出来上がった石の管理までひとつひとつ話し合いながら作っていきます。 やっと出来たら今度はバリ島の倉庫へ搬送。そしてクレートへ詰めていきます。 今週末、いよいよコンテナスタッフィング。無事にお客様の家に届き、きれいに施工されるといいですね。  ホラス・インドネシアでは、トゥルンアグン産のマーブル(ライムストーン)のブッシュハンマー仕上げのタイル材を販売しています。  サイズは600x600x18mm 壁用には600x600x15mmがお勧め。 柔らかい風合いと明るいいろでところどころにライムストーン特有の穴や黄色の筋があって、地中海風や南国風なデザインに良く似合う、やさしい雰囲気の石材です。 お問い合わせは、 ホラスインドネシア まで。

ジャカルタに無くて、バリにある石。

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バリ島は観光地として世界的に有名でも、商品の品揃えは都会とは違う。それに比べてインドネシアの首都ジャカルタといえば、何でも揃っているイメージですよね。 でも、バリにしかないものってあるんですね。 ジャカルタのプロジェクトでバリ島産のクロボカンストーンを使いたいということで クロボカンストーンをジャカルタへ送ることに。 とても柔らかい石だから、クレートを作って 割れないようにとしましたが、 どうにもローカル販売用にはコストが掛かりすぎてしまう。 ということで、トラックにフォームシートを敷き詰めその上に並べて送ることに。 細長くカットしたクロボカンだけはクレートに詰めます。  あとは、運転手さんの安全運転で無事にジャカルタまで到着するのを祈るだけです。 安全運転でよろしくね!

ホラスは新しい事務所に移転しました!

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ホラスの事務所は2018年2月より事務所を移転することになりました。 新事務所の住所は、以前ホラスが手がけてきたANN LIVING &ESTATE です。   Jl.Garuda I / No.2 Br.Santhi Karya Ds.Ungasan, Kuta-Selatan, Badung-Bali   Post Code 80361  INDONESIA   GWK(ガルーダ・ウィスヌ クンチャナ)ナショナルパークの 南側、小高い丘の上にあります。 プチャトゥやヌサドゥア、ジンバラン地区と近くこれから開発が進んでいく ホットなロケーションです。 新事務所からはGWKの像が見える素敵なロケーションです。